残暑にエアコン28度設定はツラい!「節電しながら体感温度を4度下げる」極意があった
設定温度を1度上げると消費電力13%低下
立秋を過ぎても残暑が厳しく、エアコンなしでは生活できない。東京や名古屋、大阪などアスファルトで囲まれた都市部は夜になっても気温がさほど下がらず、自宅にいるときはほとんどエアコンをつけっ放しだろう。しかし、電気代を心配して使用をためらったり、つけたり消したりする人も少なくない。我慢せずに快適に賢く使う方法はないものか。
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夏のエアコンは28度。これがエアコンの設定温度の“基準”として広がっているが、厳密には正しくない。環境省は、快適性と省エネルギーを両立させる室温を推奨している。それは夏28度、冬20度で、エアコンの設定温度ではないのだ。
「エアコンを冷房で28度に設定すれば室温が28度になるのだから、同じじゃないか」
そう反論する人もいるだろう。これも実は、イコールではない。

















