トイレットペーパー使用に広告視聴が必須…中国の公衆トイレ「無駄が減る」「人権侵害」と賛否両論

公開日: 更新日:

 中国の公衆トイレにトイレットペーパーの「広告視聴型ディスペンサー」が導入され、賛否両論が巻き起こっている。

 このニュースは今月5日、「チャイナ・インサイダー」というフェイスブックのアカウントに投稿された動画が、本国の中国版ツイッターの微博(ウェイボー)やTikTokに飛び火し、急拡散した。

 元の動画の説明によると、このシステムでは、ディスペンサー(供給機)からトイレットペーパーを入手するために、ユーザーがQRコードをスキャンし、短い広告動画を視聴しなければならない。視聴後、ようやく60センチ程度の紙が排出される仕組みだ。

 広告を見るのが嫌なら0.5元(約10円)を支払う選択肢もあるが、支払いもアプリ経由で行うため、基本的にスマホなしでは利用できない。

 動画には女性がトイレ内でスマホを使ってディスペンサーから紙を入手する様子が映っている。写真はそのひとコマだ。

 中国では2010年代から公衆トイレからトイレットペーパーを持ち去ったり、大量消費することが問題となっており、習近平政府は「トイレ革命」と位置づけ、技術革新で対処してきた。顔認証システムやAIの導入などで紙供給のコントロールを図ってきたが、「広告視聴型ディスペンサー」はその最新の試み。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題

  1. 6

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  2. 7

    「山口組」抗争指定解除へ、それでも対立は続く…6代目幹部「喜ぶのは早い」

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    清水アキラさんが三男急死の直前に語っていた“せがれ”のこと 良太郎さんに口説かれものまねショー復帰