トイレットペーパー使用に広告視聴が必須…中国の公衆トイレ「無駄が減る」「人権侵害」と賛否両論

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「無駄を減らす良いアイデア」「広告収入でトイレが無料維持できる」と肯定的に捉える意見もないではないが、人々の評判は悪い。

「スマホなしでどうする? バッテリー切れの悪夢」といった不便さを指摘する声や、「中国はアメリカより資本主義的」「基本的人権の侵害」との批判も出ている。

 またシステムの最大の問題は、「数字鴻溝(デジタル格差)」だとする指摘も出ている。中国のキャッシュレス率は9割を超えているが、地方の高齢者や観光客にはハードルが高い。また、位置情報追跡の可能性など広告のプライバシー問題も懸念されている。

 このシステム、現在は北京、上海、深センなどを中心に導入されているが、今後、全国展開されるかに注目が集まっている。

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