霞ケ浦で“特定外来生物”のアメリカナマズを釣って食らう

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トゲは最初に処理

 午前8時まで粘り、釣果はアメリカナマズ3匹とコイ1匹。すべての竿で当たりを引けたから、エサは何でもいいのだろう。なお、生きたままの運搬は禁止されているため、釣り場を離れる前にエラにハサミを入れて締め、血抜きを行った。

 自宅に戻り、いよいよ調理開始だ。まずは背びれと胸びれにある鋭いトゲをキッチンバサミでカット。酢を使ってぬめりを徹底的にこそぎ取る。腹を割き、頭を落とし、皮を引いて三枚に。泥臭さを抜くため、牛乳に1時間ほど漬けると、台所にはほんのり甘い香りが漂った。

 ここまでくれば、あと一息。小麦粉を薄くまぶし、溶き卵にくぐらせたらパン粉をつけて油の中へ。ジュワッという音とともに香ばしい匂いが一気に広がった。衣がきつね色に変わったら、キッチンペーパーで余分な油を切る。

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