愛用の「扇風機」に潜む危険 発火事故の多発も…意外と短い“寿命”とは

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床置きタイプや“昭和レトロ”な扇風機の注意点

 また、床置きタイプはコードが断線しやすいという点も覚えておきたい。

「コードを無理に引っ張ったり、折れ曲げたりするのは厳禁です。普段と違う挙動があれば、とりあえず買い替えを考えた方がよいでしょう」

 電源をタコ足配線のタップに差し込む際は、他の家電と合わせた合計ワット数が定格容量を超えないよう注意も必要だ。また、規定のワット数や容量の範囲内であっても無理な配線を重ねると、接続部分に物理的な負担がかかり発熱しやすくなる。

 そして特に警戒が必要なのが、“レトロ扇風機”だ。昭和レトロブームも相まって、実家の物置にあった扇風機を使用する若者も存在する。

「昔の製品は構造がシンプルなぶん壊れにくいメリットがあります。ただし、接続部がわずかにずれただけで火花が飛ぶこともある。物を長く使うことは大切ですが、安全面からは買い替えることを推奨しています」

■寿命を延ばすなら「掃除」が効果大

 では、扇風機の寿命をできるだけ延ばす適切なメンテナンス方法とは。

「埃が見えてきたら掃除機で吸い取り、シーズンごとに3カ月に1回程度はばらして、きれいにするのが理想です。掃除は寿命を延ばすうえで最も効果が大きい。

 ただし、モーター部分の分解は厳禁。内部にゴミが入り込んで可燃性の異物が付着するリスクがある。メーカーが想定する範囲内にとどめることが大前提です」

 先の「設計上の標準使用期間」は本体にシールで貼られていることが多い。使い慣れた扇風機の「寿命」を一度確認してみては。

  ◇  ◇  ◇

 エアコンの点検の必要性は?●関連記事【こちらも読む】『エアコン試運転したら「修理6万円です」…猛暑前の「5月点検」は本当に必要? “無料点検”業者の狙いも…もあわせてご覧ください。

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