日本三景「天橋立」にクマ出没も“スピード捕獲”できたワケ…宇都宮市では3日と難航したのに
「天橋立の股のぞきで有名な傘松公園がある山一帯はクマの生息地ですから、毎年出没しています。今年も現場近くの山際で2件の目撃情報があります。府では麻酔銃を使った捕獲が必要な場合に備え、兵庫県のクマ対応専門の業者と年間契約を結んでいます。今回、緊急出動を依頼しました」(京都府農林水産部農村振興課担当者)
■ライトを照らして麻酔銃を発射
クマは夜間中心に移動することから、栃木県宇都宮市のケースでも捜索が難航。しかもクマは体が黒いため、夜間は個体の確認が難しい。銃の使用もできず、捕獲作業を中断せざるを得ず、捕獲まで3日かかった。今回、なぜそういった課題をクリアできたのか。
「普通は真っ暗になると姿を見失います。クマが動いているとなかなか撃てませんが、木の上でじっとしていて位置を確認できたので、ライトで照らしてうまく仕留められました。緊急銃猟も選択のひとつとしてありましたが、現場到着が夕方5時と日没が迫る中、逃走した場合の追いかけの確認や、人が立ち入ったかどうか分かりにくく、安全確保の面で相当ハードルが高い。そこで麻酔銃を選択し、発射直前から麻酔が効くまで道路を通行止めにしました。長引くと観光にも影響しますし、学校も休校にしなければなりません。最小限の規制でスピーディーに終わり、本当に良かったです」(前出の担当者)
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