宝塚医療大学などを運営する学校法人が科研費を経営資金に流用の前代未聞! 求められる情報公開

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 過去においても、研究者個人が科研費を利用したいわゆるカラ出張(虚偽の費用支出)や私的利用などで水増し請求する事例があった。しかし大学機関が一時的とはいえ科研費をほかの学校運営の資金目的に流用する事例は、今まで発覚していなかったことから、今回注目を浴びたのであろう。

■科研費プレビューを受験生などの判断データに

 この科研費は近年、女性や若手の研究者の採択数が増加しており、多様化が進んでいる。今後は、女性や若手の研究者の研究対象を採択する動きにも大いに期待できる。女性研究者らの問題意識が一般社会の生活や新しい動きに連動している可能性が高いからである。
しかし、その多彩な研究活動の目的や成果が広く社会に広く知られているとはいいがたい。

 各大学のホームページで個々に紹介されているケースはあるだろうが、受験生やその関係者がわかりやすくアプローチできる状態ではない。自分たちの税金がこのような研究活動を支えているという共通認識が広がる必要がある。それとともに高校生や大学生がこれから研究したいというテーマがあれば、その目的に近い科研費助成対象の研究課題を、研究分野別に大学ごとにアプローチできるように情報公開すべきだと思う。

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