(48)時には地元酒を
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私の住む場所は、多摩丘陵を切り開いたニュータウンに近い。先ごろ、その丘の中腹に店を見つけた。昼どきに寄り、蕎麦と天ぷらのセットを食べた。そのとき、夜は飲めるらしいと、目星をつけていた。
出かけてみると、カウンター席はほぼ満席だった。カンパチ刺し、いわし梅みそ和え、大山鶏のレバー酒蒸しなど、どれもうまい。生ビールから赤霧島の水割り、それから田酒へと、飲み進めた。
レバーの酒蒸しとキュウリの漬物、そこに合わせたニンニク揚げという3種のつまみと、芋焼酎との相性はすばらしかった。佐賀の飲み屋さんでは芋焼酎も麦焼酎も日本酒も、それこそちゃんぽんで楽しんだが、帰京してからもその流れが続いているようだった。
金曜日の晩だった。来ているお客さんは、私よりも年配のご夫婦が3組ほど。中のひとりの旦那さんが、酔って倒れかかる。瞬時、みんな緊張したけれど大事に至らず、呼んであったタクシーに乗って帰っていった。
















