「都政に邁進する」小池都知事の次の一手

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 解散、総選挙突入、希望の党設立、民進党分裂、立憲民主党設立と中央政界が大混乱しているさなかに行われた都議会で、「子どもを受動喫煙から守る条例案」がスピード成立した。10月5日のことである。都民、有権者は突然の国政選挙と混乱騒動に翻弄され、条例の成立過程はおろか、成立そのものさえ知らない人が多いのではないだろうか。

 小池都知事や都民ファーストの会(都民F)にとって条例案の成立は、目に見える形での成果第1号。希望の党劣勢が明らかになった総選挙後半、候補者の応援演説に駆け付けた小池氏は、都政の実績として条例案成立をアピールしていたものだ。

 しかし、自らの言動がもたらした希望の党の大惨敗で小池氏の求心力は急激に落ち込んだ。「都政に邁進したい」と言うものの、党代表は退かない。そんな姿勢に都議会や都庁内関係者の小池氏を見る目は冷ややかだ。都民Fの体質に嫌気が差した2人の都議が離党し、都民Fと蜜月関係にあった公明党との関係も不透明。もはや小池劇場は終幕を迎えようとしているとみられている。

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