座間事件で精神科医指摘 自殺志願者と殺人者は表裏の関係

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 9人を殺害した疑いのある白石隆浩容疑者(27)は、後に自殺願望を否定しているが、父親には「生きていても意味がない」「何のために生きているのか分からない」と自殺をほのめかし、実際に飛び降りようとしたこともあったという。この発言を受け、ネット上では「そんなに死にたいなら自分だけ自殺すれば」といった批判が渦巻いている。

 ただし、殺人者と自殺志願者はまったく違うようで、実は表裏の関係にあるのだという。

「拡大自殺」(角川選書)の著者で精神科医の片田珠美氏はこう興味深い見方をする。

「フロイトは、自殺願望を他者への攻撃衝動が反転したものとみなしています。攻撃衝動も憎悪も初めはある対象に向けられ、それが途中で自分自身に反転する。自傷行為を繰り返す人は、自分を攻撃することで、元の対象に復讐した気になっているのです」

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