レンタルルームの受付は日給1万円が相場だが…仕事の中身は刺激の強いものだった
先日、レンタルルームでフーゾクをやっていた業者が摘発されたが、いま安く簡単に使えるレンタルルームがなにかと人気だ。パソコン1台を持ち込み、簡単な事務作業をしたり、または1時間程度の仮眠に密室の部屋をレンタルするサラリーマンも少なくない。
東京都の下町に住む浅野淳一さん(仮名=60代後半)は今年の春先、知人から、「3交代制で、仕事はビルの貸部屋の受付。報酬は日給9000円から1万円。場所は新宿」という仕事を紹介された。
レンタルルームの受け付け事務ならお安いご用と、指定された新宿区内のビルを訪ね、紳士然とした経営者の面接を受けた。仕事の中身を聞くと、レンタルルームの受け付け仕事には変わりはなかったものの、刺激が強い仕事だった。
勤務時間は朝の10時から夕方6時、6時から12時、12時から翌朝の6時までの3交代制で、勤務可能な都合のいい時間を選択できる。
経営者から、「客が来たら、ノートに日にち、入室時間を記録し、1時間のレンタルなら1500円、2時間なら3000円を請求し、部屋のカギを渡してください。客が帰ったら、簡単な部屋の掃除をお願いします」と、説明された。早い話が、格安料金のラブホテル受付だったのだ。