パワハラから“アルコール依存”に…泥酔し家中を破壊、妻子を恐怖に陥れた52歳男の後悔

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 世間に衝撃を与えた巨人阿部慎之助前監督(47)逮捕の一報。姉妹の争いごとに阿部氏が激昂し、娘(18)に対する暴行容疑で現行犯逮捕に至った。

 一部報道によるとその際、阿部氏は酒に酔っていた可能性があり、以前から飲酒によって感情的になるタイプだったという証言もある。このことから、ネット上ではアルコール依存症を心配する声も見られる。

 久里浜医療センターが発表した「令和6年度 飲酒と生活習慣に関する調査」によるとアルコール依存症疑いは全国で約64.4万人、アルコール使用障害が疑われる人は約304.1万人にも上るという。酒が引き金となる事件は対岸の火事ではないのだ。

 酒での失態で職を失い、家庭崩壊に至った群馬県在住のAさん(52)の体験談を聞いた。

■「死ね」「殺すぞ」パワハラで酒に依存

 若い頃から酒の場を好んでいたAさん。職場での飲み会も多く、大学時代にはバーテンのアルバイト。そこで知り合った妻と飲みに出かけることも多く、飲酒は日常となっていた。

 中小企業で働いていたAさんは、キャリアアップを目指し40代でベンチャー企業へと転職。そこから酒との付き合い方が一変した。

「当時は働き方改革やパワハラなんて言葉が一般的ではない時代でしたから、今でいうブラック…それ以上だったかもしれません」

 業務は深夜にまでおよび、仕事でミスをすれば「死ね」。納期に間に合わなければ「殺すぞ」。そんな怒号が飛び交う職場だった。そのうち、酒は娯楽ではなく「嫌なことを忘れるために必要なもの」になった。

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