米フロリダ州の拘置所から妻を脅迫…「出たら殺す」を実行した男に死刑が執行され話題
「ここから出たら殺してやる」──拘置所から妻をこう脅迫し、実際にその言葉を実行して妻を殺害した男に対する死刑が執行され、改めて注目を集めている。
米フロリダ州立刑務所で処刑されたのはダスティ・レイ・スペンサー死刑囚(74)。同州で執行された今年9人目の死刑囚で、州史上最高齢の執行対象者となった。
事件が起きたのは1992年1月。スペンサーはその1カ月ほど前、妻のカレン・スペンサーさん(当時40)の首を絞めたとして逮捕された。
スペンサーは冒頭のように拘置所から妻を脅迫。それにもかかわらず、スペンサーは5000ドルで保釈された。そしてその足で妻の自宅を訪れ、カレンさんを刃物で何度も刺したうえ、激しく暴行を加えて殺害した。
スペンサーは第1級殺人などで有罪となり、死刑判決を受けた。その後30年以上、収監されていたが先月、同州知事が執行令状に署名。6月25日午後6時10分、薬物注射による死刑が執行された。
今回改めて注目を集めているのは、加害者が「殺す」と明確に予告していたにもかかわらず、保釈され、その脅迫が現実になった点。事件から34年以上が経過した今も、米国の家庭内暴力対策と保釈制度をめぐる議論の中で、再び注目を集めている。


















