シアリスは4錠5808円で販売 ED薬が市販化されても男性が頼ろうとしない切実な事情
バイアグラが1999年に切り開いた日本のED薬市場は、レビトラとシアリスが加わって、今やそれぞれのジェネリックもそろう。しかし、欧米ほどは売り上げが伸びていないとされる中、シアリスは8月末から国内で初めて市販薬としての発売がスタートした。
EDは医学的に「満足な性行為を行うに十分な勃起が得られない、または維持できない状態が持続または再発すること」を指す。挿入前にまったく勃たない状態だけでなく、いわゆる“中折れ”も含まれる。
発売元のエスエス製薬が販売に先立ち、20~69歳の男性4000人を対象に調査。「勃起の硬さスケール」に基づいて質問したところ、EDの割合は54.7%に上った。日本性機能学会が2024年に発表した調査でも、EDの有病率は約3割で、20~24歳と50~54歳の有病率はほぼ同等の25%前後だった。EDは加齢によって増加するだけでなく、若い人も少なくないことも明らかになった。
この調査結果から、男性にとってEDが深刻な問題であることは一目瞭然だけに、泌尿器科などを受診せずに薬局でシアリスを購入できるのは朗報だろう。
買いたい人はまずシアリスの公式LINEアカウントを登録。症状や既往症、現在の服用薬などをチェックして服用に問題ないかを判定する23問のシートを記入し、薬局で薬剤師に提示することで購入できる。医師の診断や処方箋は不要で、価格は4錠で税込み5808円。医師による診察を受けるケースに比べて半額以下になる。
購入できる薬局はイオン薬局、ツルハ、ウエルシア薬局の各グループの薬剤師が在籍する店舗からスタート。順次、ほかのグループに拡大するという。
















