有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

タカタ 戦後最大の倒産<上>逃げ回った創業家3代目社長

公開日: 更新日:

 エアバッグの異常破裂で死傷者を出し、民事再生法の適用を申請したタカタの債権者集会が2018年5月23日、東京地裁で開かれ、再生計画案が賛成多数で可決された。東京地裁は同日、計画を認可した。確定債権は1兆823億円で債権者数は583人。

 タカタは、エアバッグやシートベルトの主要事業を米自動車部品メーカー、キー・セイフティー・システムズ(KSS)に15億8800万ドル(約1750億円)で譲渡した。

 タカタ創業家の3代目、高田重久会長兼社長は辞任。KSSがタカタを統合し、社名をジョイソン・セイフティ・システムズに変更した。タカタは中国系の米国企業に売却された。

 タカタの経営破綻までの道のりをたどってみる。17年6月26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。国内外のグループ15社の負債総額は3820億円(17年3月末時点)。各自動車メーカーがタカタに代わって負担したリコール費用は含まれていない。自動車メーカーがリコール費用を肩代わりした額は1兆3000億円に達しており、自動車メーカーが最大の債権者となった。

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