山本伸
著者のコラム一覧
山本伸株式評論家

1962年生まれ。マネーリサーチ代表、経済情報誌「羅針儀」主宰。1985年より株式評論家として、金融情報に関する執筆活動および講演活動など幅広く活躍。アベノミクス相場では推奨銘柄の3倍高を連発させ、マーケットの注目を集めた。講演会は常に満員御礼。ファンの中には、2000万円の資産を15億円にしたツワモノも。「山本伸の騰がる株100銘柄」(宝島社)など著書多数。

とてつもない既存店売上高「ワークマン」が業界を席巻

公開日: 更新日:

 コンビニやアパレルなどの専門店は、月次の売上高を公表する上場企業が少なくない。多くの場合、既存店売上高は小幅にマイナスになる傾向がある。それを新規出店で相殺し、トータルでプラスに持っていく経営戦略を採用しているチェーン店が多い。

 ところが先月、既存店売上高で、とんでもない数字を叩き出した企業がある。作業服チェーン最大手のワークマン(7564)だ。6月の既存店売上高は前年同月比35.8%増、新店を含めた全店で同40.2%増と驚異的な伸びを見せた。4~6月期の累計は全店で同33.1%増だった。

 4月にテレビ東京系の経済番組「ガイアの夜明け」でアウトドア専門の新業態「ワークマンプラス」が取り上げられたことをきっかけに、既存店売上高が激増した。

「ワークマンプラス」は昨年9月に東京・立川に出店したのが1号店。割高なイメージがあった高品質のアウトドアウエアをファストファッション並みの低価格で販売するのが特徴だ。雨でも滑りにくい靴が若い主婦層に受けるなど、従来は来店しなかった客層が急増したという。同社は職人向けの高機能・低価格な作業服の製造・販売で豊富なノウハウを蓄積している。ワークマンの既存店でもアウトドアウエアなどのカジュアル製品を以前から販売していた。

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