井上久男
著者のコラム一覧
井上久男ジャーナリスト

1964年生まれ。九州大卒業後、大手電機メーカーを経て92年に朝日新聞社入社。支局勤務を経て95年から経済部記者としてトヨタ自動車や日産自動車、パナソニックなどを担当。04年朝日新聞を退社しフリーに。文藝春秋、東洋経済新報社、ダイヤモンド社など数多く媒体で記事を執筆している。

日産や三菱自は業績悪化…近づく「自動車の世紀」の終わり

公開日: 更新日:

 日産自動車の2019年度第1四半期(4~6月)決算で営業利益が前年同期比98・5%減の16億円となった。日米欧で販売が減少したことが響いた。この利益水準では為替の変動などによっていつ赤字に転落してもおかしくない状況だ。

 こうした事態を受けて日産は22年度までに全世界で1万2500人の従業員を削減。国内では栃木、九州の両工場で期間工を計880人削減する。

 三菱自動車の第1四半期決算でも営業利益が86・3%減の38億円。世界で販売が落ち込み在庫調整した影響を受けた。

 販売が落ち込む要因は、米中経済戦争の影響がじわりじわりと迫ってきているからだ。米国での19年上半期の日本メーカーの新車販売台数は10年ぶりに前年同期割れ。中国も全需が減少。8月の第1週にはトヨタやホンダの決算発表があり、苦戦が予想される。「米国が利下げを示唆しており、そうなれば円高に傾き、日本の自動車メーカーはさらに苦境に追い込まれる」とみるアナリストもいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    芦名星さん突然の訃報に…“破局”の憶測と質素な暮らしぶり

  2. 2

    芦名星さん謎だらけの突然死“遺作グラビア”現場では笑い声

  3. 3

    岡部大「エール」で弟子役を好演 菅首相以上の“秋田の星”

  4. 4

    岡部大がブレークか 代役MCにドラマ出演、CMも隠れた人気

  5. 5

    大坂なおみ全米2度目Vで稼ぎは? “BLM”貫き米財界が熱視線

  6. 6

    菅首相の父は豪放磊落な地元の名士 まったく違うタイプ

  7. 7

    大坂なおみ驚きの“アゲマン効果”…恋人ラッパーは超有名に

  8. 8

    芦名星さん、三浦春馬さん…俳優を追い込む韓国との類似点

  9. 9

    「エール」音の妹と裕一の弟子が急接近…「露営の歌」秘話

  10. 10

    石破茂氏だけじゃなかった…菅新首相の露骨な「岸田潰し」

もっと見る