プロが分析 株式市場はトランプが仕掛ける円高に警戒せよ

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井出真吾(ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト)

 株式市場はどんな展開になるか。19年は年末にかけて株高が出現。新年もその勢いのまま日経平均は上昇していくという読みが大勢を占めるが、米大統領選など不安材料はアチコチに転がっている。株式のプロの予測とは――。

  ◇  ◇  ◇

 日経平均は19年10月ごろから徐々に上昇を始め、12月中旬には一時2万4000円を超える水準を付けました。市場では2万5000円、いや2万6000円という声も上がっています。しかし、このまま上昇傾向が継続するかどうかは疑問で、あまり楽観してはいけないと思っています。

 結論からいうと、20年末の日経平均は19年とほぼ同じ2万3000円付近だと判断しています。年明け以降、一進一退の相場となりそうです。春あたりの日経平均はいったん、2万1000~2万2000円まで下落する恐れがあります。その後は、11月の米大統領選を控えたトランプ大統領がリップサービスをするでしょうから、株価は上向いていくはずです。上値は2万4500円程度とみています。

 米中貿易摩擦は12月に第1段階の合意に達しましたが、あくまで部分合意に過ぎません。中国政府の産業補助金制度の見直しなど“本丸”の部分は棚上げされたままです。

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