重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

マスクの下に口紅はいらない?「資生堂」業績急降下の窮状

公開日: 更新日:

「経済活動が再開されても外出時やオフィスなど職場でのマスク着用が常態化したままでは化粧品需要が元に戻るとは思えない」

 資生堂関係者の一人がこう肩を落とす。顔の半分近くがマスクで覆い隠されてしまう以上、口紅を差したり、ファンデーションを塗りたくっても意味がないとして「女性が熱心に化粧をしなくなる」というわけだ。

 新型コロナウイルスの猛威にさらされ、化粧品国内大手の資生堂が2020年12月期業績予想の撤回に追い込まれた。期初に売上高1兆2200億円(前期比7・8%増)、営業利益1170億円(同2・8%増)としていた収益計画をいったん白紙化。年間60円の配当予想も取り下げる。

■前期は過去最高決算だったが…

 資生堂は19年12月期に売上高、営業利益、純利益が揃って過去最高を更新。今期もその記録をさらに塗り替えて、15年からの中長期戦略「VISION2020」の総仕上げを狙っていた。しかしコロナ禍で外出自粛やロックダウン(都市封鎖)などの動きが世界規模で拡大。百貨店や空港免税店などの販売が軒並み落ち込み“野望”を絶たれる形となる。

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