重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

「お値段以上」の価値? DCMvsニトリ「島忠争奪戦」の行方

公開日: 更新日:

 相手から1カラットのダイヤの指輪をプレゼントされたので婚約に応じたところに、1・3カラットのダイヤの指輪をちらつかせて新たな求婚者が現れた――とでもいった図式か。

 ホームセンター大手、島忠へのTOB(株式公開買い付け)を進めているDCMホールディングス(HD)に対し、家具・インテリア製造小売り首位のニトリHDが対抗TOBを突き付けた。TOB価格は1株当たり5500円。DCM側の買い付け価格4200円を約3割上回る。今月中旬をメドにTOBを開始。最大2143億円を投じ、完全子会社化を目指す。

 買収資金は8月末で2330億円ある現預金とみずほ銀行からの借り入れで賄う。顧客の相互送客やプライベートブランドの共同開発、物流効率化などで相乗効果が高いと判断した。

 ニトリHDの提案に対して島忠では「今後、取締役会と(独立社外取締役で構成する)特別委員会で企業価値、株主利益などの観点から検討し、改めて賛否を表明する」としている。ただニトリ側は「仮に取締役会と特別委の賛同が得られなくてもTOBを始める」と強調。敵対的TOBをも辞さない構えだ。

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