杉村富生
著者のコラム一覧
杉村富生経済評論家

1949年熊本県生まれ。明治大学法学部卒業。軽妙な語り口と、分かりやすい経済・株価分析などに定評がある。ラジオNIKKEI「ザ・マネー」にレギュラー出演。著書は「これから10年 株で『1億』つくる!」(すばる舎)、「株長者が絶対にハズさない『売り』『買い』サインはこれだ!」(ビジネス社)など多数。

株式市場そもそもバブルではなかった 国内勢売りっぱなし

公開日: 更新日:

 マーケットは政策対応の効果に加え、コロナワクチン接種(集団免疫獲得)、景気回復(消費ブーム到来)のシナリオを描いている。

 中国の現状(2020年の2・3%成長に続き、21年は7・9~8・2%成長)はそれを先取りしていると思う。

 いわゆる、全世界で欲望と貯蓄が積み上がっている。ペントアップデマンドと称されるが、コロナショックを克服し外出(移動)制限、会合(飲食)自粛が撤廃された局面ではその欲望が一気に噴出するだろう。

 先週末に株価は大幅下落したが、大手マスコミは「バブル、バブルだ」と騒いでいた。しかし、日本国民の多くは株式投資を行っていない。今年に入って、日本株を買っているのは主に外国人だ。国内勢は売りっぱなしである。

 こんな状況をバブルとは呼ばない。バブルは全員参加型になる。そもそも、日本の家計資産に占める株式・投信の比率は13%(アメリカは45%)に過ぎない。この30年間に、個人が売り越した株式は何と68兆円に達する。

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