蔡総統が「最も美しい」と言った通勤用新車両は韓国製

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台湾脱線事故で見えた 日本インフラ輸出衰退<中>

「最も美しい普通電車の投入によって台湾北部の通勤がより便利になり、脱炭素にもつながる」

 日本製タロコ号脱線事故前日の4月1日、総統蔡英文は基隆駅での新型通勤用車両の出発式典で利用を呼び掛けた。

 導入された通勤用車両はなんと520両、2023年までに全車が台湾に引き渡される。しかし、それは日本製ではなく韓国現代ロテム社製だった。

 かつて台湾は日本車両メーカーの金城湯池だった。それは歴史のなせる業だ。

 台湾の鉄道、現在の在来線は清朝末期に建設が始まり、1895年の日本の植民地統治以降、基隆―高雄間の南北縦貫鉄道の開通など急速に発展した。

■軌間が同じ日本は圧倒的優位だったが…

 日本が敷設した在来線は日本の主要鉄道と同じ狭軌(1067ミリ)で、第2の植民地である朝鮮半島の国際標準軌(1435ミリ)とは異なる。同じ軌間が戦後日本の台湾への車両輸出の大きなアドバンテージだったのだ。それなのに台湾鉄路管理局(以下台鉄)はなぜ韓国製車両を導入しなければならなかったのか?

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