イラン核施設攻撃に諜報機関モサドの影…日本経済に影響も

公開日: 更新日:

(宮田律/現代イスラム研究センター理事長)

 イラン中部のナタンズの核関連施設で4月11日、大規模な爆発が起こり、地下の遠心分離機に電気を送るシステムが破壊し尽くされたと見られている。イスラエルの情報機関「モサド」のサイバー攻撃による関与が疑われ、イラン政府内にはイスラエルへの報復も口にする首脳たちもいる。

 この事件のほぼ1週間前の4月6日、エリトリア沿岸近くの紅海を航行中のイランのサルヴィーズ号が機雷に触れて大破した。背景には、米国バイデン政権がイラン核合意に復帰する動きを見せ、イランを警戒するイスラエル・ネタニヤフ政権が米国とイランの接近を快く思っていないことがある。さらに、3月23日に2年間で4度目の総選挙を行ったものの、勝敗がつかず、連立工作に躍起となるネタニヤフ首相の意向が反映されているのかもしれない。タカ派のネタニヤフ首相にイランとの緊張で米国のイラン核合意復帰を妨害し、自らの政治力を高めたい意向があったとしても不思議ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    近藤春菜の地上波激減に友近真っ青…大きすぎた反旗の代償

  2. 2

    巨人投壊の犯人は誰?桑田補佐「投げ込み奨励」が目の敵に

  3. 3

    大阪の“二の舞”か5.4万人入院できず…迫る最悪の医療崩壊

  4. 4

    大谷二刀流が意外な不人気の謎解き 報道とファンは対照的

  5. 5

    オリラジ藤森慎吾 “司会1時間1000万円”オファー断った嗅覚

  6. 6

    夏目三久“女子の本懐”と玉の輿 フリーアナ戦線から一抜け

  7. 7

    「リコカツ」永山瑛太の新機軸 守られたい女子急増の予感

  8. 8

    小池都知事が大誤算…「東京五輪中止」ブチ上げの効果消失

  9. 9

    ポスト夏目三久は誰?引退で熾烈な“椅子取りゲーム”が勃発

  10. 10

    三田寛子が不倫を繰り返す夫・中村芝翫と離婚しない理由

もっと見る