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姫田小夏ジャーナリスト

中国・アジアを身近に捉える取材に取り組む。中国ウオッチは25年超、中国滞在経験も長い。アジア・ビズ・フォーラム主宰。日刊ゲンダイでの連載などをもとに「ポストコロナと中国の世界観 」(集広舎)。

(3)日本人駐在員は悲鳴…深刻な食料品不足でも「あるところにはある」カラクリ

公開日: 更新日:
市からの配給はトイレットペーパー、野菜、食用油、味付け肉なども(提供写真)

 ロックダウン下の上海で、市政府は早々と食料品の配給を行った。閔行区在住の中国人Aさんは、これを大喜びで受け取った。ひとり暮らしのAさんにとってはよかったが、1回の配給は「1世帯1セット」なので、家族が多ければ不足が生じる。外国人世帯であれば、食べたこともない野菜に戸惑う。配給品… 

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