DHC元会長がヘイト発言でまた波紋…新会社の商品に扱わないはずの「中国製では?」のツッコミ

公開日: 更新日:

 大手化粧品会社「DHC」創業者で元会長だった吉田嘉明氏が、新たに立ち上げた通販会社「大和心」のホームページが炎上している。物議を醸したのは、同社がHPに掲載した「大和心宣言」(すでに削除済)という文章。

《大手総合通販で、トップが純粋な日本人なのは、大和心だけのようです》という書き出しで、アマゾン・ジャパンや楽天、ヨドバシカメラなど通販会社経営者の実名を挙げ、《元々は外国人の方に、日本人の心が理解できるのでしょうか?疑問です》などと、根拠が明らかでない差別文を掲載し、批判が集まっているのだ。

 1972年に吉田氏が創業したDHCは語学教材の制作販売からスタートし、80年に化粧品、95年に健康食品事業に参入。22年7月期は売上高905億3100万円と一大通販会社に成長している。吉田氏はDHCの全株式をオリックスに売却し、会長を退任。DHCは現在、オリックスの子会社となっている。

■過去にサントリーのCMにイチャモン

「80代の吉田氏は事業継承のため、DHCを売却し、およそ3000億円の売却益を得たとされています。その後、大和心を7月に設立して、10月にオンラインショップをスタートさせたばかりでした」(週刊誌記者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  2. 2

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 3

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  4. 4

    どうなる2025年の忘年会? インフル大流行、インバウンド、実施企業減で飲食店に“三重苦”

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    飛び交う玉木雄一郎代表「12月辞任説」…国民民主党ついに倫理委員会で“グラドル不倫”調査

  2. 7

    秋田・岩手で過去最高の水準…クマ被害と住宅着工激減の構造的な関係

  3. 8

    麻生太郎氏に「10月政界引退説」 派閥の「裏金疑惑」拡大で窮地…気づけば孤立無援

  4. 9

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  5. 10

    ペヤングソースやきそば(まるか食品)これまで投入した味は600品以上 2020年発売「モノホントンコツMAX」の評判は…

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ