インデックスに勝つアクティブファンド 狙うべきは市場全体よりも勝ち組企業

公開日: 更新日:

 フィデリティ投信のリポートによると、「アクティブファンドのごく一部がベンチマークを長く上回る」という。優秀なアクティブファンドを見つけることができれば、しばらくの間はインデックスファンドよりも高いリターンが狙える。そのために必要なのは運用担当者と運用会社をよく調べることだという。

 とくに国内は人口減少の中で勝ち組企業と負け組企業の差が開くことも予想される。インデックスファンドで市場全体に投資するより、勝ち組企業を選別して投資してくれるアクティブファンドが有利かもしれない。

 ちなみに前述の2ファンドは新NISAのつみたて投資枠の対象だが、成長投資枠では利用できない。キャピタルのファンドには成長投資枠でも利用可能な「キャピタル世界株式ファンド」があるが、信託報酬が上がってしまうので注意が必要。

(ジャーナリスト・向山勇)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情