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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

「マイナス金利に幕」で国民生活はさらに悪化する

公開日: 更新日:
失望売り(C)日刊ゲンダイ

<日本の中央銀行は火曜日(19日)、2007年以来、初めて金利をゼロ以上に引き上げ、長らく成長に苦戦してきた経済を刺激する積極的な取り組みの一章を終えた>(NYタイムズ紙)

<日銀が17年ぶり利上げを決定、世界最後のマイナス金利に幕>(ブルームバーグ)

 日銀の「マイ… 

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