防衛省が218人の処分公表も木原大臣「綱紀粛正」どの口が? 自民裏金事件また蒸し返される

公開日: 更新日:

 岸田首相は11日午後(日本時間12日午前)、米ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地で記者団の質問に答え、「国民に心配をかけており、まずおわびしなければならない」と陳謝したものの、木原防衛相の責任については「防衛相の責任として強力なリーダーシップを発揮し、組織の早急な立て直しに取り組むことで国民の信頼回復に全力で当たってもらわなければならない」と進退論を否定。

 木原氏も閣議後会見で「徹底した綱紀粛正が不可欠だ。立て直しに全力を尽くすことが私の責任だ」と言い、続投に意欲を見せていたが、ネットに多く投稿された意見は違うようだ。

《組織に不祥事が起きたらトップが責任を取る。これが常識。岸田首相はもちろんだが、最低でも木原防衛大臣はクビではないのか》

《潜水手当の不正受給の最高額は200万円、無料飲食の最高額は30万円だが、自民党ウラガネ議員の多くは1000万~2000万のカネを隠していた。どちらの罪が重い?》

《何が綱紀粛正だ。自分たちは裏金をため込みながら、誰も責任を取っていないではないか。綱紀粛正なら自民党だろ。木原大臣さん!》

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝