防衛省が218人の処分公表も木原大臣「綱紀粛正」どの口が? 自民裏金事件また蒸し返される

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 岸田首相は11日午後(日本時間12日午前)、米ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地で記者団の質問に答え、「国民に心配をかけており、まずおわびしなければならない」と陳謝したものの、木原防衛相の責任については「防衛相の責任として強力なリーダーシップを発揮し、組織の早急な立て直しに取り組むことで国民の信頼回復に全力で当たってもらわなければならない」と進退論を否定。

 木原氏も閣議後会見で「徹底した綱紀粛正が不可欠だ。立て直しに全力を尽くすことが私の責任だ」と言い、続投に意欲を見せていたが、ネットに多く投稿された意見は違うようだ。

《組織に不祥事が起きたらトップが責任を取る。これが常識。岸田首相はもちろんだが、最低でも木原防衛大臣はクビではないのか》

《潜水手当の不正受給の最高額は200万円、無料飲食の最高額は30万円だが、自民党ウラガネ議員の多くは1000万~2000万のカネを隠していた。どちらの罪が重い?》

《何が綱紀粛正だ。自分たちは裏金をため込みながら、誰も責任を取っていないではないか。綱紀粛正なら自民党だろ。木原大臣さん!》

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