防衛省が218人の処分公表も木原大臣「綱紀粛正」どの口が? 自民裏金事件また蒸し返される

公開日: 更新日:

《タダでさえ隊員が少ないのに……》《少し何とかならないの?》

 ネット上では批判や非難する声よりも、今後の活動に与える影響や理解を示す投稿も少なくない。

 安全保障に絡む「特定秘密」のずさんな管理や海上自衛隊員による潜水手当の不正受給などがあったとして、防衛省が12日、トップの酒井良海上幕僚長(61)を19日付で辞職させるほか、懲戒免職11人、停職83人を含む計218人の処分を公表したことだ。

 処分対象となったのは「特定秘密漏洩」「潜水手当不正受給」「不正喫食」「内局幹部によるパワハラ」の4事案に加え、幹部の「指揮監督義務違反」。例えば、海上自衛隊の「潜水手当不正受給」では、実際に潜水していないにも関わらず潜水手当を受給していたとして11人が免職に。潜水手当の不正受給の最高額は約200万円だったという。

 基地の食堂などで代金を支払わずに飲食したとして、22人が降任、停職、戒告処分。無料飲食の最高額は約30万円相当だった。

■背景や動機などを調査、分析しなければ同様の行為が繰り返される

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー