自民都連も「裏金」に手を染めていたのか…選挙戦スタート直後“もうひとつの疑惑”噴出の不穏

公開日: 更新日:

 石破首相が9日、衆議院の解散に踏み切った。27日の投開票に向け、事実上選挙戦が始まったが、のっけから自民党に不穏な空気が漂っている。

 10日発売の週刊新潮が〈特捜部が狙う 自民党都連“裏金疑惑”〉と報じている。自民党の派閥裏金を告発した神戸学院大教授の上脇博之氏が年始に、「自由民主党東京都支部連合会」「都議会自由民主党」の都連関係2団体を東京地検に告発。いずれも、パーティー収入の一部が不記載になっていたというものだ。これを受け、東京地検特捜部が派閥裏金に続き、都連のカネを捜査。既に都連事務局幹部が任意聴取されているという。

石破総理は総裁選中に『予算委員会を開き、野党との論戦後に解散する』と言っていたのに、結局、戦後最短の日程での衆院選を決めた。その背景に都連裏金疑惑があったのではないか。特捜部が都連の裏金疑惑に興味を示しているという噂は以前からあり、近々、捜査が本格化すると囁かれていた。党幹部が“事がはじける前に解散した方がいい”と総理に耳打ちしたともっぱらです」(官邸事情通)

■ノルマ100万円、支払いは現金ピン札のみ

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…