フジテレビCM再開を容認? 経済同友会・新浪剛史代表幹事“フライング発言”の波紋

公開日: 更新日:

政界通(以下=政) 経済同友会の新浪剛史・代表幹事(66)が4月初めの記者会見で、第三者委員会がフジテレビに対して人権意識の低い企業風土や内部統制の不備を指摘する報告書を出したことで、止めていたCM出稿の再開を検討すると発言したと報道されたが、企業に再開の動きは進んでいるのか?

財界通(同=財) いや、ほとんど聞かない。新浪氏が会長を務めているサントリーホールディングスと同業のキリンやサッポロは「被害者の救済」「再発防止策の実行」などを確認するまでフジテレビへのCM出稿は止め続けているし、多くの企業がフジの動きや世論の反応をもっと見極めようとしている。

■世論を軽視した?

官界通(同=官) 何だ、それなら新浪氏が世論の批判を軽視して「フライング発言」をしたのか?

 経済界にはそういう指摘もある。でも、新浪氏は確かに「CMの再開」という言葉を何度か口にしたが「検討していく段階にきている」「検討する状況になってきた」という言い方で、「容認」まではしていない。

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