フジテレビCM再開を容認? 経済同友会・新浪剛史代表幹事“フライング発言”の波紋

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 そうだとしても、一般の人には「CMの再開」という言葉だけが強く印象付けられ、「性暴力」や「人権軽視」という報告書の厳しい指摘に比べて「甘いな」と受け止められるよ。

 私もそう思う。新浪氏は消費者を相手にしている企業の会長で、政府の経済政策や予算編成の軸を決める経済財政諮問会議の民間委員を10年以上も務めているだけに、発言は重い。

 そうだろうな。ある財界首脳も同じことを言っていた。

 要は、社会の空気を読み間違えたということか?

 いや、新浪氏は選択的夫婦別姓やLGBTの問題などで思い切ったことを言ってきたし、膠着状態の問題を揺り動かす発言力がある。それだけに、今回のCM再開問題がその力をそがないことを期待したい。

 同感だ。あれだけ大胆なことを言うのは、政策提言団体の経済同友会の代表幹事としては久しぶりだ。まだまだ発言してほしいね。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)

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