2026年は米価が値頃になるのか? 昨年末には最高値更新も業界には先安感漂う

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「流通で大きなウエートを占める大手卸売業者は、基本的にJAとの取引が多い。JAから高値で仕入れた在庫が相当分残っているため、少なくとも向こう2、3カ月は米価が急激に下がることはないでしょう」

 しかし、春先には動きがありそうだ。

「前提として不確定要素はあるものの、決算期を迎える3月がひとつのターニングポイントになるでしょう。コメ業界は、借入期間が半年程度の短期融資を受ける業者が多い。新米を仕入れる昨年9月ごろの借り入れであれば、返済時期は3月。そのため、春ごろにはある程度損切りし、コメを安値で放出する動きが出てくるでしょう。さらに、個人でコメを販売する小規模農家などは、田植えまでにコメを売って作業場を空けなければなりません」(常本泰志氏)

 いわゆる決算セール後にコメがさらに市場に放出されれば、下押し圧力が働く。消費者の動向次第では、値下がりスピードが加速する展開も期待できる。

「消費者がコメを買えば買うほど、流通の川上にある値下がりしたコメが早く店頭に並びます」(常本泰志氏)

 今年こそ、消費者の納得のいく値段に収まるか。

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