米イラン停戦覚書好感し日経平均7万円目前だが…“戦闘終結合意バブル”がはらむこれだけの危うさ

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■爆弾抱えた状態

「合意」といっても、詳細の詰めはこれから。19日にスイスで署名した後、60日間の交渉期間でイランの高濃縮ウランの処分方法や制裁解除などについて協議する。懸案のホルムズ海峡ひとつとっても、「通航料なしの開放」を主張するトランプ大統領に対し、イラン側は「料金徴収の権利はイランとオマーンだけが有しており、これについて決定する権限は他の誰にもない」と妥協する気はサラサラない。交渉難航は必至だ。

「あくまでも、今回の合意は核や制裁に関する協議を先送りした『交渉のための合意』に過ぎません。トランプ氏は、合意発表の直前にレバノンの首都ベイルートを攻撃したイスラエルのネタニヤフ首相に激怒していますが、イスラエルが暴発するリスクは横たわったまま。これから先、2カ月間で何が起きるか分からない爆弾を抱えた『合意』なのです。当然、今はムード先行の株式市場も、いつ冷や水を浴びせられるとも限りません」(斎藤満氏)

 トランプ大統領とネタニヤフ首相という狂人コンビのせいで世界中が大迷惑だ。株高に浮かれている場合じゃない。

  ◇  ◇  ◇

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