(16)iDeCoとNISA…資産形成にこんなにお得
年金を増やす方法と「長く働く」ことの効用について詳しく論じてきた。老後資金の「三位一体」を構成する、もう一つのパーツ、「資産形成」についても、触れておかなければならない。
資産形成の原則は「長期・分散・積み立て」であることはすでに述べたが、この運用原則を十二分に生かせる制度(=ツール)がすでに整備されている。それこそ「iDeCo」と「NISA」である。
どちらも国が急速に整備を進めてきたものだ。「資産運用立国」などとスローガンが掲げられているが、要は預貯金だけでは老後資金を賄えそうもないことがわかってきたので、国民に“自助努力”を促すためのものと言っていい。
正式名称はiDeCoが「個人型確定拠出年金」、NISAが「少額投資非課税制度」である。くしくもこの正式名称が2つの制度の「性格」を教えてくれる。
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