著者のコラム一覧
首藤由之年金・老後資金アドバイザー、特定社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー

1959年生まれ、慶応大学経済学部卒業後、朝日新聞社入社。「AERA」「週刊朝日」などで主に経済分野を取材執筆、朝日新書編集長、書籍編集部長などを歴任後、編集委員。現在は人生後半期のマネー関連の取材、記事執筆を行っている。著書に「これだけ差がつく! 老後のお金」(ディスカヴァー携書)、「『ねんきん定期便』活用法」(朝日新聞出版)、「『貯まる人』『殖える人』が当たり前のようにやっている16のマネー習慣」(CEメディアハウス)。

(16)iDeCoとNISA…資産形成にこんなにお得

公開日: 更新日:
写真はイメージ

 年金を増やす方法と「長く働く」ことの効用について詳しく論じてきた。老後資金の「三位一体」を構成する、もう一つのパーツ、「資産形成」についても、触れておかなければならない。

 資産形成の原則は「長期・分散・積み立て」であることはすでに述べたが、この運用原則を十二分に生かせる制度(=ツール)がすでに整備されている。それこそ「iDeCo」と「NISA」である。

 どちらも国が急速に整備を進めてきたものだ。「資産運用立国」などとスローガンが掲げられているが、要は預貯金だけでは老後資金を賄えそうもないことがわかってきたので、国民に“自助努力”を促すためのものと言っていい。

 正式名称はiDeCoが「個人型確定拠出年金」、NISAが「少額投資非課税制度」である。くしくもこの正式名称が2つの制度の「性格」を教えてくれる。 

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