「しまむら」が“宝探し売り場”復活で絶好調 PBやコラボ商品の大胆拡充が奏功する
「SPA(製造小売業)のユニクロと違って、しまむらは多くのメーカーと取引する仕入れ型。商品がまばらであり、宝探しの感覚が強みだった。だが、商品数を絞り込んだ結果、その強みが失われ、ただ安いだけの店になった。EC(電子商取引)が台頭する中、安さだけだと強みにならない」(前出の幹部)
だが、ここ数年でPBやコラボ商品を大胆に拡充。商品のバリエーションを取り戻したことで、かつての「宝探し感覚」が売り場に復活した。コロナ禍では週末の消費者が都市部から郊外に流れたことも、郊外立地のしまむらには追い風になった。
増収に伴って収益も改善した。営業利益率はかつての8%台から、18年度には4%台にまで減少したものの、25年度には再び8%台へと回復した。
「地方店舗では高齢者向けの服を充実させるなど、店舗ごとに品揃えを変えている。売れ残った商品は、別の売れそうな店舗へと融通して売り切りに努めている。多品種だが1400の店舗網を活用できるので在庫をコントロールしやすい」(同)
■地方と郊外が主戦場ゆえの死角


















