100年に1度の大開発で渋谷駅は“ダンジョン”化…迷宮脱出のカギは「アーバン・コア」と「スカイウェイ」
将来的には道玄坂から宮益坂まで一本道に
アーバン・コアの活用は「スカイウェイ」と密接に結びついている。
目下建設中のスカイウェイのひとつは、東京メトロ銀座線ホームの真上を通り、渋谷駅を東西に横断するように設けられる空中デッキや回廊のことで、30年度の全面開通を目指している。
つまり、目の前のビルに飛び込み、アーバン・コアでスカイウェイ階に上がれば、その空中回廊を経由して、さまざまな場所にダイレクトにアクセスできるようになるのだ。
前記した銀座線上部のスカイウェイが開通すると、道玄坂の坂上から宮益坂の坂上までそのスカイウェイを含む歩行者デッキが一体となって一本道で行けるようになる。谷底地形ならではの歩行者動線だ。
このほかJR渋谷駅西口駅前広場から国道246号を越えて桜丘方面には2階レベルで歩行者動線がつながる。渋谷東口歩道橋から駅方面のほかに代官山方面に向かう動線がある。
つまり、渋谷駅を中心に東西南北がつながる上で不可欠なのがアーバン・コアということになり、渋谷の東西を結ぶ大きな空中回廊がスカイウェイという位置づけだ。アーバン・コアでタテの位置関係をざっくり把握することで、目当ての歩行者動線を備える階に移動すれば、そこからはスムーズに目的地に向かって移動できるのだ。
渋谷の再開発が完了するのは34年度の見込み。それまで“ダンジョン”はもっと複雑化するかもしれないが、アーバン・コアを基準にヨコ動線を覚えれば、“ダンジョン”からの脱出は簡単だ。


















