長期金利30年ぶり3%突破…市場と対話できない高市首相が招く「想定外」の最悪シナリオ
金利3%は「通過点」に過ぎない
市場関係者の多くが口を揃えているように、長期金利3%は「通過点」に過ぎない可能性がある。
政府は来年度予算の概算要求では想定金利を3.0%から3.8%に引き上げた。3.8%までの金利上昇は十分可能性があるということだ。
年末には防衛予算の膨張、来年4月には消費税減税が待ち受ける。財源なき政策のせいで財政悪化の懸念に欠かない。財政が悪化すれば、一層、金利上昇が進んでしまう。
「根本のインフレを抑えない限り、長期金利の上昇は止まりません。国債保有者からすれば、インフレによって価値が目減りしてしまうから、売りたいし、買おうとも思わない。実勢よりも1%ほど高めに設定した想定金利を実際の金利が上回るという、過去に例のない事態に陥る恐れがあります」(斎藤満氏)
想定以上に金利が上がれば、国債の利払い費が膨らみ、予算シナリオは崩れ去る。「責任ある積極財政」に対する市場の反乱は、まだまだ収まりそうにない。
◇ ◇ ◇
市場の声を無視する高市首相の後手後手対応については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。


















