猛暑、豪雨、台風…コメ農家の倒産・廃業が増加中
8月13日から14日にかけての未曽有の豪雨の影響を受けた千葉県大網白里市。冠水で泥をかぶり稲を廃棄した水田は2カ所、ゴミがたまり一部を廃棄した水田が1カ所あった。被害は予想を下回ったが、昨年収穫前から殺到した仲買が今年は顔を見せず、JAの倉庫は在庫が増えている。JA山武郡市農業協同組合・大網経済センターの山老秀昭所長がいう。
「当初は1万4000~1万5000円だった概算金は徐々に下がり、1万円から9000円を提示された農家もある。コスト指標の60キロ2万535円に届かず赤字で続けられる状態ではなく、気力がなくなり農地を手放す農家は増えてくるでしょう」
8月27日にレベル5大雨特別警報が発表され石川県、富山県。例年なら9月前半は収穫のピークだが、豪雨の影響で大幅に遅れている。9月4日時点の被害状況は、JA富山では倒伏(稲が倒れる)が500ヘクタール、冠水が515ヘクタールだった。24時間以上冠水した稲は等級が落ち、泥に漬かれば臭いが出て売り物にならない。全農富山県本部の概算金は他より高い2万円を提示。JA富山の担当者がいう。


















