出直し選 橋下大阪市長の「対抗馬」見送る他党の“逃げ口上”

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「(大阪都構想に)反対する党は僕の首を取ったらいい。対立候補を立てないなら(他党は)了解したのと一緒だ」

“身勝手市長”が早速、そう吠えた。3日、橋下徹大阪市長が辞職し、出直し市長選への出馬を正式表明。維新以外の政党が「出直し選に大義なし」と、対抗馬の擁立見送りを決めたことにカミついた。

 橋下の言い分にも一理ある。なぜなら、都構想の破綻は誰の目にも明らか。他党は堂々と「都構想の断念」を民意に訴え、それこそ橋下の首を取るのがスジだからだ。

 橋下は就任当初、都構想で二重行政のムダを省き、最低でも府市予算の5%程度、4000億円を削減すると豪語していた。ところが、橋下の肝いりで府と市に設置した「大都市局」が試算したところ、都構想による削減効果は年976億~736億円にとどまった。橋下の「大風呂敷」には遠く及ばない。その削減効果も怪しいシロモノで、市営地下鉄とゴミ収集の民営化など、府市を統合・再編しなくとも実現可能なものばかり。こうしてムリヤリ積み上げた数字は、700億円以上に及ぶ。

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