ブラジルを笑えない…「東京五輪競技場」6年後に間に合うのか

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 問題は解体後の本体建設工事だ。政府は現在、総工費を1692億円(解体費込み)と想定しているが、この数字はあくまで昨年7月時点の試算だ。この間も資材価格は高騰続きで、「特に基礎や骨組みに使う『異形鋼棒』や『H形鋼』は15~20%アップした」(ある設計事務所)という。人手不足はさらに深刻で、「昨年から日給を1万円近く上げても作業員は集まらない」(建設関係者)という状況だ。

 本体工事の入札まで不調に終われば、「19年3月完成」という日程も大幅に狂いかねない。

 東京都の舛添知事が五輪計画を見直した理由も建設コストの高騰だ。都が受け持つ整備費用は1538億円の予定だったが、改めて試算すると、費用は3800億円に膨らむ可能性があるという。実に2.5倍増だが、都の準備局関係者は「大規模施設は今年度内に基本設計を委託し、来年度の早い時期に工事を発注する予定でした。今から計画を見直して五輪開催に間に合うのか」と、疑問符を付ける。

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