後藤さん解放は長期化必至か イスラム国に翻弄される日本

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「さもなくばケンジが次だ」――。拘束されている後藤健二氏の妻は29日深夜、ロイター通信などを通じて英語の音声メッセージを発表。イスラム国からヨルダンで収監中の死刑囚の釈放を世界に訴えるよう要求されたことを打ち明けた。妻の願い虚しく、解放交渉は膠着状態。渦中のヨルダン軍パイロットの安否次第で、事件はさらなる長期化の様相を呈しつつある。

 妻が声明を発表したのは、イスラム国が交渉リミットとした「29日の日没(現地時間)」の2、3時間前。拘束動画の公開以降、犯人側から何度もメールが送られてきたことを明かした。

 今回初めて声明を発表した理由を「夫を拘束した組織から最後とみられる要求が送られてきた」ためと説明したが、死刑囚は日本時間30日正午現在、まだヨルダン国内にいる。殺害を予告されたパイロット、カサスベ中尉の安否も依然としてつかめていない。

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