審査員に“戦犯”の影 新五輪エンブレムまた出来レース懸念

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 東京五輪の新たなエンブレムの最終候補4作品が8日、発表されるが、「サノケンの受賞ありきの出来レース」「審査員は身内だらけの密室審議」と猛批判を浴びた前回コンペの教訓を、大会組織委員会は生かそうとしていない。

 選定を担うエンブレム委員会の構成メンバーには、ある人物の影が色濃くにじむ。日本グラフィックデザイン界の重鎮である永井一正氏(86)――。前回の審査員代表を務め、旧エンブレム選考過程の調査報告書で「隠れシード」の不正投票を行ったと指摘された。

 いわば前回コンペを台無しにした張本人なのだが、委員会のメンバーを見ると、永井氏と関係の深い人物ばかり。全21人のうち5人のデザインのプロは皆、永井氏の息のかかった人物なのである。

「委員長で文化庁長官の宮田亮平氏は金属工芸が専門で、デザインは門外漢。ソフトバンク王貞治球団会長や元プロテニス選手の杉山愛さんらスポーツ界の代表も、ズブの素人です。デザインのプロが最終審査をリードするのは間違いありません」(デザイン業界関係者)

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