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電通新入社員自殺 “会社を辞められない心理”専門家に聞く

「電通」の新入社員だった高橋まつりさん(当時24)の自殺は、14日に東京労働局などが立ち入り調査に入るなど波紋が広がる一方だ。

 高橋さんは東大を卒業して同社に入社。月に残業が100時間を超えたうえに、上司から「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」「目が充血したまま出勤するな」などとパワハラまがいの発言を受けたという。

 死を選ぶくらいなら、会社を辞めるべきだったという声も上がっているが、それができない人もいる。明大講師の関修氏(心理学)が言う。

「退職という考えに至らない人がいるのです。高橋さんは電通に憧れ、同社に入るために努力して東大を受けたのかもしれません。こういう人は念願の会社にやっと入れたという喜びが強いあまり、つらいことがあっても退職しようという考えが持てない。だから何とかしようと頑張る。だけど、忙しい上に上司は厳しい。こうなると仕事と上司のことで頭がいっぱいになり、冷静な判断ができなくなります」

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