親近者を登用し仕事丸投げ 13年も続いた“おともだち都政”

公開日: 更新日:

 親しい人ばかりを登用する“おともだち政治”に触れずして、慎太郎都政は語れない。

 筆頭は秘書から副知事に抜擢した浜渦武生。豊洲市場問題では、東京ガスと土地の取得交渉をした“当事者”としてクローズアップされた。実際、慎太郎は現知事の小池百合子からの質問に、〈(交渉は)すべて浜渦に任せておりました〉と回答している。秘書を副知事にしたのは、週2回程度しか登庁しない自分の代役として、仕事を“丸投げ”するためだった。

「いつしか側近の浜渦が都政をコントロールするようになった。浜渦に案件が集中しすぎて、なかなか時間をとってもらえないので、職員は『お手紙』でお伺いを立てていました」(都庁OB)

 しかし2005年、浜渦は百条委で都議会自民党とのバトルに敗れ、更迭される。警察沙汰の暴力事件を起こしても「余人をもって替え難い」と浜渦をかばっていた慎太郎だったが、自民党都連に長男と三男を“人質”に取られると、「泣いて馬謖を」と言って、最側近を切ったのだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メジャー野球もチクリと イチロー引退会見で露呈した本音

  2. 2

    竹田JOC会長が仏当局の聴取に「黒塗り」報告書提出のア然

  3. 3

    事実上のクビ…イチロー現役引退の裏にマリナーズとの暗闘

  4. 4

    有村架純「ひよっこ」は「サザエさん」「渡鬼」になれるか

  5. 5

    MC復帰でバッシングも想定内? 河野景子の“したたか”戦略

  6. 6

    作家・吉川潮氏が分析 イチロー引退会見で感じた“不快感”

  7. 7

    「おおらかにやりたいが…」元“満塁男”駒田徳広さんの葛藤

  8. 8

    新元号の有力候補やはり「安」が? すでに皇太子に提示か

  9. 9

    初版1万7000部も実売は…河野景子の“暴露本”売れてるの?

  10. 10

    ロケット団・三浦昌朗が明かす「死ぬしかない」と涙した夜

もっと見る