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金正男暗殺 北朝鮮ピョンヤン放送“暗号番組”で命令伝達か

 金正男殺害が北朝鮮のピョンヤン放送の暗号番組で命令された可能性が浮上してきた。

 マレーシア警察当局は19日、新たに北朝鮮国籍の4人の男が関与していたと発表した。現地メディアの報道などを総合すると、4人はすでに逮捕されている女2人が“犯行”に及ぶ様子を監視。正男襲撃を確認した直後、トイレで着替えて国際線の出発ゲートに向かった。4人はインドネシア、アラブ首長国連邦、ロシアなどを経由して北朝鮮に帰国したという。

 20日の朝日新聞によると、日韓両政府の分析で、これら犯行グループの中に、海外での暗殺や誘拐、テロなどを担当し、事実上は金正恩直属とされる人民軍偵察総局の暗殺担当課長や、韓国や日本でのスパイ活動を担当する党統一戦線部文化交流局長だった人物が含まれていることが判明したという。

 ピョンヤン放送は昨年6月、海外に潜伏する工作員への機密連絡手段とされる乱数表の放送を16年ぶりに再開した。それと時を同じくして文化交流局長に就任した人物が正男殺害に関与していたため、今回の暗殺指令がピョンヤンからの暗号番組で伝達されたとの見方が浮上している。

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