ワークマンが3800円で参入! 活況のリカバリーウエアに早くも“価格破壊”の波

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 着るだけで血行を促進し、疲労回復や筋肉のハリやコリの緩和、筋肉の疲れの軽減などの効果が期待できると今話題の「リカバリーウエア」。

 すでに、RELIVE、BAKUNE、西川、AOKI、phiten、MTGなどが参入し、出版社の宝島社も書店などで販売するなど、市場は活況を呈している。TVCMの効果もあって売り切れ続出の商品も出始めている。

女性用パンツが好調

 いずれもウエア上下で8000円台から2万円台が主流の中、3800円という低価格を引っさげて参入したのがワークマンだ。平日の夕方、東京・銀座のWorkman Colorsを訪れると、レジ前にはリカバリーウエアを手にした若い女性や男性ビジネスマンの姿が目立った。店員によると、女性用パンツの売れ行きが特に好調とのこと。

「リカバリーウエアの市場規模は23年が推計5.4兆円で、30年には14.1兆円まで拡大するとみられていますが、ワークマンの参入による価格競争で脱落するメーカーも出てくるでしょう。ロボット掃除機の先駆けとされるルンバのiRobotは、中国の低価格商品に押された影響などで苦境に陥っていますが、それと同様の現象が起こる可能性がささやかれ始めています」(経済ジャーナリスト)

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