小林鷹之氏の総裁選出馬はやはり売名目的の“記念受験”…掲げる「定率減税」も財源なきバラマキ

公開日: 更新日:

 ヤケに芝居がかった顔つきだった。

 小林鷹之元経済安保相が16日の会見で、自民党総裁選への立候補を正式表明した。出馬理由について「世代交代が必要だ」と説明。「今回の総裁選、解党的出直しとは言うけれども、今もなお古い自民党の姿が見え隠れしますねぇ。これだと自民党は変わりません」と身ぶり手ぶりを加え、険しい表情で語った。

■党改革の優先順位は5番目

 掲げた主要政策は①力強く成長するニッポン②自らの手で守り抜くニッポン③結束するニッポン④憲法改正⑤党改革――だったが、通り一遍で目新しさはなし。ある自民党議員が言う。

「変わらなければと言うなら、普通は『党改革』をイの一番に挙げるべきなのに、5番目とはどういう意味なんですかね。肝心の中身も『車座対話』とか『タウンミーティング』とか悠長なことを言っている。本当にヤル気があるのか、微妙じゃないですか」

 加えて、小林氏の隣の議員席には、同じ千葉選出の浜田靖一衆院議運委員長と石井準一参院国対委員長が“鎮座”していたことから、「いかにも千葉の“ドン”の傀儡という雰囲気だ」(県政関係者)との声もある。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風