「パパはNYでサイコーの男の子!」14歳の少年を命懸けで救った消防士が自分の娘から絶賛される
米NY市地下鉄(MTA)の運転士レイ・マッキーさん(37)が、線路に転落した14歳の少年を命がけで救った行動が注目を集めている。
豪雨だった8月20日、同市クイーンズ区のクイーンズボロ・プラザ駅のホームで少年が突然、意識を失って線路に転落した。レイさんは仕事に向かう途中だったが、即座に状況を理解。まず電車に停止信号を送ったが、電車はまだゆっくりと進んでいた。
レイさんは雨で滑りやすいホームから線路へ飛び降り、少年を抱き上げ、意識が戻り始めた少年を安全な場所へ運んだ。
その後、少年は意識を取り戻し、レイさんは救急隊が到着するまで約18分間、少年を安心させ励まし続けた。少年は幸い軽傷で済み、数日後には完全に回復した。
NY生まれのレイさんには「まさに地元のヒーロー」と称賛する声が寄せられているが、当人は「自分1人じゃなかった。みんなが協力してくれたんです」といたって控えめだ。
一方、10月に出産予定の婚約者と6歳の娘から今回のことを絶賛されたと明かし、相好を崩した。
「娘から『パパはNYで最高の男の子だよ!』って言われてさ。個人的には、それが一番うれしかった」とレイさん。写真(本人のフェイスブックから)はその愛娘とのツーショットだ。