ヤンキースがメッツにケンカを吹っかけた? NYサッカー2チームの気になるライバル関係
ベーブ・ルースの時代から野球の殿堂として君臨してきたヤンキースタジアム。このMLBを代表する球場が2015年からサッカー兼用球場として使われていることをご存じだろうか?
使用しているサッカーチームはニューヨークシティーFC。マンチェスターシティーのオーナーであるアラブの大富豪と、ヤンキースのオーナーであるスタインブレナー家が大株主となって誕生したチームで、15年に北米最大のプロサッカーリーグMLS(メジャーリーグサッカー)に参入したが、本拠地球場がなかったため、新球場となるサッカー場ができるまで、ヤンキースタジアムが仮の本拠地として使用されることになったのだ。
同スタジアムは09年に現在の新球場が完成し、5~6時間で天然芝のサッカー場に変身できるよう設計されており、同FCがヤンキースタジアムをサッカー場として使用することに何の支障もなかった。ただ、サッカーの試合が行われるときはゴールラインが一塁側とレフト側、ライト席がメインスタンドになるため、フェンスからピッチまでの距離が長くなる部分が多くなることがネックだった。