著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

ヤンキースがメッツにケンカを吹っかけた? NYサッカー2チームの気になるライバル関係

公開日: 更新日:

 ベーブ・ルースの時代から野球の殿堂として君臨してきたヤンキースタジアム。このMLBを代表する球場が2015年からサッカー兼用球場として使われていることをご存じだろうか?

 使用しているサッカーチームはニューヨークシティーFC。マンチェスターシティーのオーナーであるアラブの大富豪と、ヤンキースのオーナーであるスタインブレナー家が大株主となって誕生したチームで、15年に北米最大のプロサッカーリーグMLS(メジャーリーグサッカー)に参入したが、本拠地球場がなかったため、新球場となるサッカー場ができるまで、ヤンキースタジアムが仮の本拠地として使用されることになったのだ。

 同スタジアムは09年に現在の新球場が完成し、5~6時間で天然芝のサッカー場に変身できるよう設計されており、同FCがヤンキースタジアムをサッカー場として使用することに何の支障もなかった。ただ、サッカーの試合が行われるときはゴールラインが一塁側とレフト側、ライト席がメインスタンドになるため、フェンスからピッチまでの距離が長くなる部分が多くなることがネックだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋